こんにちは!PADAです。今回は韓国のおうち事情について分かりやすく説明します
この記事はこんな方へ!
- 韓国留学ってどんな家に住めばいいの?
- どうやって選べばいい?
- それぞれのおうち形態のメリットデメリットは?
韓国留学において語学堂選びなどももちろん重要ですが、住まいもかなり重要なポイントになってきますよね。実際私自身韓国で半年間生活しながら家の快適さの重要性は身にしみて感じました。物件選びは留学生活でいかにストレス無く過ごすかにおいてとっても重要です!
まず、韓国留学での住まいの選択肢(住宅形態)にはコシテル/コシウォン・ワンルーム・寄宿舎・下宿・シェアハウス・ホームステイ・オフィステルがあります。1つ1つ違いやメリットデメリットなどについて説明していきます。
コシウォン/コシテル(短期滞在&安く済ませたい)
短期滞在+安く済ませたい方におすすめ!
コシウォンとコシテル何が違う?
結論コシウォンとコシテルはほぼほぼ同じようなものです!しかし、少し違いがあります。
コシウォン(考試院)とは、漢字からも予測ができる通り韓国の学生や公務員試験準備をしている人が住む家の事です。つまり勉強をするための部屋なのでとっても狭く、シャワートイレは共有で部屋に机とベッドしかない場合も多いです。
一方コシテルとは、コシウォン+ホテルのことでコシウォンのなかでもホテル級!そんな感じの意味らしいです。なのでコシウォンよりも少しグレードアップしたものだと思えばよいです。
ワンルームとコシウォンの間くらいのグレードに属します。管理システムや光熱費はほぼコシウォンと同じですが各部屋にテレビや冷蔵庫、シャワー、トイレが備えられているところが多いです。
メリット
◎家賃が安い
家賃相場は大体50万ウォン前後です。部屋の大きさや設備によってかなり変わってきますがめっちゃ安いとこだったら2万円台から、部屋の中に洗濯機や電子レンジ、キッチンがついてるほぼワンルームみたいなコシテルだと8万円近いところも見たことがあります。
保証金もほとんどの場合が無いですし、光熱費や管理費も家賃に含まれている場合が多いです。
◎入退去時の手続きがラク
入居時には連絡して家賃を前払いすればok。退去時には前もって大家さんに何月何日に退室しますと伝えておいてその日に勝手に退去すればok。
私の場合はそもそも3か月で契約をしていて1週間前に何日の何時頃に退室しますというのを大家さんに連絡しました。
◎食費がうく
キムチ、ラーメン、ご飯が常備されています。よっぽど金欠だったらこれだけで生き延びていけます(笑)
◎プライベート空間の確保
共同の部分もありますが自分の部屋にトイレとシャワーはついてるのである程度のプライベート空間は守られます。
◎短期滞在にピッタリ
デメリット
◎狭い
基本的には2~4畳くらいです。そこに基本的にはベッド、シャワー、トイレ、机、椅子が詰め込まれている状態です。私が2回目に住んでた家の場合は床に寝っ転がれないくらい狭かったです。
◎騒音
隣の人のyoutube、シャワー、トイレ、ドライヤーなどの音が聞こえます。そのため基本部屋の中で通話は禁止です。シャワーもなるべく早めの時間に済ませるのが暗黙の了解でした。神経質な人だとこの騒音だけでかなりストレスになる可能性があります
◎共用スペースのストレス
コシテルによってそれぞれですが洗濯機の数が少ないです。私が1回目に住んでたコシテルは各階に1つしかなかったです。そのため自分が好きな時に洗濯機を回せなかったのが不便でした。
あと、キッチンに誰かいると気を使ってしまったりと少しストレスになる可能性があります。
◎部屋に友達を呼べない
基本どこのコシテルも居住者以外は立ち入り禁止です(防犯的には安心ですよね)
コシテル選びのポイントについてはこちら
リビンテル?ワンルームテル?レジデンス?
ワンルーム(長期滞在&プライベート空間完全確保&費用に余裕)
長期滞在+完全プライベート空間+費用的に余裕がある方におすすめ!
ワンルームとは皆さんが想像される通り、日本にもあるような一般的な一人暮らしのためのお部屋の事を言います。もちろん部屋の中に洗濯機もキッチンもすべて揃っています。
ワンルームとコシテルの違い
◎契約期間
基本的には1年以上からの契約です。1年未満で契約してくれるところはかなり少ないです。私は留学期間が半年だったのですがそれでもどうしてもワンルームに住みたくて一時期一生懸命探してました。
でもほんっとに無かったです(笑)ですが、エリアによっては短期でも受け入れているワンルームも割とあるみたいです!(新村方面など)
◎保証金
コシテルのほとんどは保証金はありませんがワンルームは基本的に保証金が必要です。相場は日本円で500万ウォンから1000万ウォン程度です。
保証金とは、日本でいう敷金のようなものです。例えば家賃や光熱費などを滞納・未納した場合保証金から引かれます。また、お部屋にもとからついてるオプション品が破損した時の修理費も同様に保証金から引かれます。
保証金は契約期間の家賃をほぼカバーできる金額となっています。つまり契約期間中の家賃を私はすべて払えますよ~という証明にもなるというわけです!
何も問題が無ければ退室時に全額返金されます。
◎家賃
50万ウォン以上が基本となります。ただし、保証金の金額にもよります。保証金が高ければ家賃は下がる傾向にあります。また、先ほど話したように1年未満での契約を希望する場合は家賃が上がって保証金が下がる傾向があります。
◎広さ
コシテル暮らしで上位の悩みに出てくる広さ問題ですが、ワンルームの場合は心配する必要ないです。一人暮らしに十分な一般的な広さです。
メリット
◎部屋に友達を呼べる
日本から旅行に来た家族や友達を家に泊めてあげることもできちゃいます!
◎広くて完全プライベート空間
◎好きな時にキッチンや洗濯機を使うことができる
デメリット
◎費用
そもそも家賃がある程度高いですし、そのうえ初期費用として保証金が必要です。管理費や光熱費を別途で支払わないといけないです。
また、コシテルや下宿などとは違い食事の提供はないので食費もしっかりとかかります。炊飯器などはついていない場合が多いので購入費用が掛かる可能性があります。
◎短期滞在(1年未満)の方には向いてない
寄宿舎(韓国初心者&セキュリティ)
韓国初心者の方におすすめ!
メリット
◎セキュリティが頑丈
学校の施設なだけあって安全面では他のどの住居形態より信用できると思います!
◎費用
コシテルや下宿よりは少し費用が高いですが、セキュリティの高さや綺麗さなどを考慮すれば比較的安い費用で滞在できると思います。
◎学校から近い
◎友達ができるかも!
2人部屋で相方との相性が合えば一緒にクリスマスパーティーをしたりと楽しく暮らせるかもしれないですよね!
◎施設が充実してる
自習部屋あったりします。
デメリット
◎規則が厳しい
門限や施設利用のルールが厳しく決まっています。
・韓国といえば夜に友達とお酒を飲むイメージがありますよね?ですが、門限のせいで友達と楽しく飲んでいたのに自分だけ早めに帰らないといけなかったそうです
・部屋でお酒を飲んではいけないというルールがあったそうです。ですが友達と部屋で隠れて飲んで、でも寄宿舎のごみ箱に捨てたら怒られますよね。だから、私にゴミだけ捨ててほしいと大量のチャミスルの空きビンを渡してきたことがありました(笑)
・オンドル(床暖)を使いすぎたらだめというルールがあったのですが、使いすぎて追加料金を払わされたらしいです
◎2人部屋の場合が多い
2人部屋は相手との相性によりますよね。私が聞いた話によると、相方と本当に気が合わなくてほぼ外出しているという話を聞いたことがあります。あとは、留学に来る前は仲良かった2人が寄宿舎で同じ部屋になって仲が悪くなったなど。。。
1人部屋がある学校も多いですが競争率と費用が高くなります。
◎競争率が高い
◎期間の制限
学校によって異なりますが、1学期だけ、2学期だけなど期間に制限がある学校もあります。なので長期滞在の場合は最初の学期は寄宿舎に入れても結局はコシテルの引っ越さないといけないという場合があるので注意が必要です。
オフィステル(予算に余裕&超快適)
予算に余裕がある+とにかく快適をお求めの方におすすめ!
オフィステルとはオフィスとホテルの合成語です。お昼間には業務を行い、夜にはホテルのように快適に過ごせるような設計がされています。
高層ビルの低層階に商業施設が入っていて、上層階が住居になっているタイプが多いです。快適さで言えば今回紹介している住居形態の中で一番です。韓国ドラマに出てくるような韓国ビューが眺められるお部屋で韓国生活を満喫できちゃいます。
メリット
◎とにかく綺麗、快適
広いですし、大きな窓があるので日差しもガンガンに入ってきます。景色も良いです。一度オフィステルに住む友達の部屋に入らせてもらったことがあるのですがコシテルに住む私の部屋とは大違い過ぎて驚きました(笑)
◎セキュリティ
警備員さんがいるので安心です。
◎施設
物件によりますがジムやラウンジがある場合があります
◎トイレとシャワーが分かれている
◎騒音問題がない
普通、韓国のワンルームやコシテルで普通の音量でテレビをつけていたら隣の部屋に音が漏れるのですがオフィステルは大丈夫みたいです!
デメリット
◎費用
ワンルームと同様に保証金が500万ウォン~1000万ウォン必要です。家賃は65万ウォン以上が相場です。ワンルームと大きく違う点としては管理費が7~10万ウォンと相場少しお高めです。
光熱費も別途です。
契約期間は基本1年以上なのですが短期の契約でも受け入れてくれるところも多いです!私の友達は半年契約をしてました!
シェアハウス(韓国人と共同生活)
現地の韓国人と一緒に住んでみたい+韓国語能力を伸ばしたい方におすすめ!
様々な年齢層、バックグラウンドを持った人と一緒に暮らすのはシェアハウスならではの貴重な経験ができると思います!
メリット
◎現地の韓国人の人と交流できる
一緒に住んでる韓国人と仲良くなれれば韓国語能力もぐんぐん伸びるのが一番のメリットです!
◎相談できる
初めての海外生活のなかいろんな情報を教えてくれたりとか、悩み事があった時には相談相手になってくれたりと家族のような仲になれるかも!
デメリット
◎完全なプライベート空間を確保しづらい
シェアハウスといえば一つの屋根の下で何人かで一緒に暮らしてるわけなのでプライベートな空間を確保しづらいのが人によってはストレスになる可能性があります。
◎韓国語ができないと厳しい
やはり韓国人と一緒に共同施設を使いますし、そのシェアハウス独自のルールを守りながら一緒に暮らさないといけなので韓国語での意思疎通がある程度できないと厳しいかと思います。
◎人間関係でトラブルが起きる可能性がある
◎共同部分を自分が好きな時にいつでも使えない
◎友達を家に入れることやお泊りができない
◎人によって生活スタイルやリズムが違う
下宿(韓国の家庭料理が食べれる)
韓国の家庭料理を食べたい!+韓国語を使う機会を少しでも増やしたい方におすすめ!
下宿(ハスク)とは、大家さんの家の一部を借りて住むタイプの住居形態です。
メリット
◎学校に近い
◎面倒を見てくれる大家さんがいる
朝夜ご飯をアジュンマが作ってくれる。韓国の家庭料理を毎日楽しめるなんて最高ですよね!韓国留学中に健康的な食事ができるのはかなり大きなメリットです!やっぱり、一人暮らしだとなんだかんだ栄養バランスの悪い食事になっていしまいます。
さらに最近物価が上がってきてるので食費を抑えようとすると本当に健康的な食生活を送るのが難しいです。また、アジュンマがお母さんのように面倒を見てくれるので助かる部分も多いです。
◎現地の韓国人との交流がある
デメリット
◎大家さんとの相性が合わなかった場合めんどくさい
◎完全プライベート空間ではない
アジュンマとのある程度のコミュニケーションは必要。個人の部屋はあるが、シャワー、リビング、トイレなど共有部分が多いです。
◎綺麗ではないかも
韓国ドラマに出てくるような少し古い作りの建物が多いです
◎共同部分のストレス
シェアハウスやコシテルと同様、共用部分でのある程度のストレスがある可能性があります
ホームステイ(韓国の文化を肌で感じたい)
韓国文化を肌で感じたい+韓国語に触れる機会を増やしたい方におすすめ!英語圏に留学する際にはかなりメジャーな滞在タイプですが、韓国の場合はマイナーな感じがします。
メリット
◎日常的に韓国語を使える機会ができる
ホストファミリーと仲良くなれば韓国語能力がぐんぐん伸びるはずです!
◎韓国の一般家庭の雰囲気を味わえる
韓国の一般家庭に入り込んで一緒に生活できる体験は韓国の文化を体験できる良い経験になります!生活を通してじっくりと韓国の文化を体験できます。
デメリット
◎ホストファミリーとの相性が合わないとかなりしんどい
◎完全プライベート空間を確保しづらい
◎ホストファミリーのルールに合わせて生活しないといけない
まとめ
ここまで韓国の住居形態についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか
最後に簡単にもう一度まとめたいと思います!コシテル/コシウォン:短期滞在+安く済ませたい方におすすめ!
ワンルーム:長期滞在+完全プライベート空間+費用的に余裕がある方におすすめ!
寄宿舎:韓国初心者の方の方におすすめ!
オフィステル:予算に余裕がある+とにかく快適方におすすめ!
シェアハウス:現地の韓国人と一緒に住んでみたい+韓国語能力を伸ばしたい方におすすめ!
下宿:韓国の家庭料理を食べたい!+韓国語を使う機会を少しでも増やしたい方におすすめ!
ホームステイ:韓国文化を肌で感じたい+韓国語に触れる機会を増やしたい方におすすめ!
基本的にはコシテル・寄宿舎・ワンルーム・オフィステルがメジャーです。特にこの中でもコシテルに住んでる人が1番多いです。シェアハウス・下宿・ホームステイはマイナーで私の知り合いにこの3つの住居形態に住んでる人はいなかったです。
皆さんの韓国留学が素敵なものになりますように
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